日本の医療システムは遅れている

テレビのバラエティー番組で“凄いですね~日本の何とか”なんて番組があるが、欧米のその分野の専門家を連れてきて、日本を色々見せて、日本はこんなに凄いんですと自慢する番組。日本人の神経の細かさで欧米人が感嘆する分野もたくさんあるが、医療システムに関しては全く遅れている。病院内部の医療システム化は日本は進んでいるかもしれないが、病院外、病院間の連携、患者を中心としたシステム化はまるでダメ。特に投薬システムについては日本はまったくシステム化されておらず、すべて人海戦術。院内薬局はできているかもしれないが、国が薦めている院外の薬局の場合はまるでシステム化されておらず、病院の医師の処方箋をもとに薬棚から、取り出し、何錠と数え、さらにそれを間違いがないかチェックして、患者に渡るまでなんと4回もチェックすると言う。薬局で患者を前に薬剤師が薬の説明をするだけで説明料が発生しているが、あんなものは必要ない。今までの見慣れてきた薬でも説明をすれば説明料を取られる。

説明は全部処方箋に詳しく記載されている。理解出来ない人にだけ説明すればいい。まさに薬剤師の生活の為のシステムになっている様な気がする。患者はこの必要のない4回のチェックの間、待たされる。

コンピューターシステム化、機械化されているドイツとアメリカの医師は何でそんなことするのか、解らず呆れているのに、日本の医療はすごいでしょう!と。まったくわかっちゃいない。日本の人によるチェックシステムなんてコンピュータ化、機械化すれば高い薬剤師の人件費が要らない。医療費の高騰を招いている

日本は病院間、患者をキーとした投薬システム化が遅れているため、多くの病院を回る日本の患者が、それぞれの病院で貰った薬の管理が出来ていない。「お薬手帳」で取り繕おうとしているが、あんな前近代的なもので管理しようなんてこと自体が無理。患者自身に管理することを任せて、責任逃れをしている。多くの家庭で残薬が凄いことになっているのは当たり前の結果と言える。患者は薬を飲んでちょっとでも体調が思わしくないと薬を飲むのを止めてしまう。別の病院に掛かって別の薬剤を処方される。だから残薬が発生する。薬は多くの場合必ず副作用が発生するが、その副作用をフィードバックするシステムも整っていない。

 

国民背番号制とか問題になったが、(反対している人たちの反対する理由がよくわからない。)やっとマイナンバー制が平成27年10月5日施行されるが、是非この制度を使って患者中心、国民中心の医療システム化を実現してもらいたいが、マイナンバーは税金や社会保障に利用する計画らしいが、保険や医療にも是非利用してもらいたい。国民の医療費を抑制したければ、マイナンバーを医療システムに利用せざるを得ないと思うが・・・。