3DPrinterの自作(3)  

Y軸のテスト組上げをやってみた。どのくらいの強度なのかをチェックするために。

Y-axis
Y-axis

寸きりボルト、スムースロッドともに6φだが小型なので充分に強度がありそうだ。当初心配してた斜め応力へのゆがみもまったくなさそう。両手でひねってもびくともしない。atomのオリジナルはもちろん木製ではなく、木の部分はプラスティクパーツと寸きりボルト2本で構成されている。
スムースロッドの穴は6φのロッドに対して5.9φのドリルを用意しないといけないかなと思ったが、6φのドリル穴でかなりきつめで、挿入にハンマーを用いないと入らないくらいだった。この6ΦのスムースシャフトはHARD OFFで108円で求めた、JUNKのスキャナーに入っていたもの。

ベアリングブッシュはeBAYで購入した中国製の非常に安価なLM6UU。10個セットで送料0円で700円前後。日本製だと1個の値段。でもやはり安いだけあって、すでに表面に錆が浮いているし、スムースロッドに入れてみるとゴリゴリ音と振動を感じる。ベアリングの真円性がないんだろう。これは精度に影響してくるかもしれない。グリスアップでごまかすしかないか?

LM6UU
LM6UU

ステッパーとベルト、ヒーティングベッドを仮置きしてみた。

Y-axis2
Y-axis2

木は20mm厚の合板。MDFでも充分使えると思われる。穴を金属ドリルで空けたので貫通部が荒れている。テストなのでナットの座ぐりはまだやっていないし、ロッドの長さもそのままだ。
問題はY軸駆動ベルト。オリジナルはベアリングプリーの軸に遊びを持たせ、バネでテンションを与えているが、同じ形式だとY軸エンドのつくりがかなり面倒。なので軸は固定し、ベルトの接合部にバネをつける構造にするか。思案中

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自作3Dプリンターの製作はじめました。

いよいよ3Dプリンター自作のプロジェクトを開始しました。プロジェクトの骨子は
1.できるだけ安い金額で作る。
2.性能的にはメーカー製のものと変わらないもの。
3.労力と時間は惜しまない。時間は半年程度。
というまさにのんびりしていたいい加減なもの。

まず、どんなの3Dプリンターを作るかだが、今のところ最有力なのはReprap系のPrusaの日本Versionのatomを手本に自分なりの変形バージョン。
これを選んだ理由は、占有面積が小さい(これは逆にデメリットにもなり、出来る生成物が小さい)ということに尽きます。

一番金額がかかりそうなのが、スムースシャフトだが、eBAYでは8φのセットで5、6千円なので、それほど高額ではないが、ハードオフのジャンクのスキャナのなかには6φのスムースシャフトが入っていて1本108円。6本必要なので6台のスキャナを仕入れも648円なのでほぼ1/10。
また、atom用のプラスティックパーツはヤフオクなどの代理製造屋さんが12000円前後で販売しているので、これを使えば楽だが、どうしても自分で作りたい。
atomのXYZのステッパーモーターはNEMA14が標準。自分が持っているのは秋月のNEMA17なので、公開されている3次元データでのプラスティックパーツの多くが寸法違いで合わない。ではNEMA14をebayでと思ったが、eBAYでは一台あたり数千円で安価なものは見つからなかった。アメリカのサイトにatomと同型があったが、送料も入れると4台で1万円ほどになってしまう。結局プラスティックパーツの使用もNEMA14のモータの使用もあきらめ、秋月の700円のステッパーのギアをはずして、すべて木製で作ろうと決めた。ただし、どうしても木造が難しい部分は秋葉の3dプリンターで作るかもしれない。木はダイソーのMDFや所有しているシナ合板を適宜使用する。

そう決めたとき、更なる問題はヒーティングベッドだが、atomのベッドは入手が難しい15cm角。通常の22cm角のものはeBAYでは1000円程度で販売しているが、atomのパーツの販売をしているGENKEIの15cm角のものは3000円もする。22cmのものが3000円くらいだったら、間違いなくGENKEI のものを購入していたが、一方が1000円だと3000円は高く感じてしまい、これも購入を見送った。ヒーティングベッドを調べてみると、PCBのエッチングでできているとわかり、また、パターンも公開されていたので、製作することにした。

3DPrinterの自作(2) に続く