ArduinoでBK1088ラジオ(2)

前回の記事BK1088をArduinoで制御で決め打ちしかできなかったものを、ロータリーエンコーダで選局できるようになったので、ソースを公開します。このソースのほとんどは鉱石ラジオと料理とさんもへあるさんのコードを参照させていただきました。BK1088 特有の初期化ルーチンは若干コード容量が増えますが、ArduinoUNOでも十分収まっています。ロータリーエンコーダは10KΩを介して100nFでチャタリングを防止しましたが、それほど効果が感じられません。FMの音質は良いのですが、AMはかなりノイジーでした。
ロータリーエンコーダでの選局時少しバックラッシュがあり、その周波数を一度行き過ぎて、戻ると正常に受信できるようですが、一応実用レベルだと思います。なぜか、割り込みの反応が少し遅いように感じます。割り込みではなく、直接エンコーダーを読み取ると非常に素直に反応しますが、その場合はラジオにノイズが入ってしまい、使い物になりません。(これをいつか改良したいと思います)

Bk1088 Arduino
Bk1088 Arduino

Arduinoはブレッドボード上にすでに移動して、clockを12MHzに変更し(16MHzの場合は5逓倍の東京FM80.0MHzが聞こえない場合があるため)、5V-3.3Vの変換もなくしました。Li-ion電池の3.7Vで動いています。

スケッチです。TXT文が開きます。
Arduino_BK1088

DSPラジオ(5) AitendoのDSPラジオAKIT-6955V2D

AitendoのDSPラジオM6955DのMWのスキャンが10kHzステップで、日本の放送局には合っていないことは前に書いたが、Aitendoからその対処と思われる新しいMPUが売られていたので、買ってきた。製品版は”最強版!DSPラジオキット(表示器付)[AKIT-6955V2D] ”と銘打って型番も変更になっている。使われているMPUも型番が変わって(MC96F6432Q)MCU6951-55となり(NEW)とマークされている。以前は190円だったが今回はなぜか490円と300円も値上げされている。

早速入れ替え作業に取り掛かる。まず、液晶その他の熱の養生のためアルミホイルや鉄板(実際には猫缶の空き缶)をかぶせて、ホットガンでMPUを外す。

熱の養生
熱の養生

新しいMUPは税別で490円なので前の価格からすると2.6倍以上になっている。

新しい?MPU
新しい?MPU

入れ替え完了
入れ替え完了

さて、入れ替えていそいそと電源オン!まずはMWを選択し、スキャンキーを押してみると、従来通りの10KHzステップ。それでおもむろに再度MWキーを押して再度スキャンキーを押すと今度は9KHzステップで登録している。写真のようにNHK第2放送も693KHzで登録され、クリアに受信できた。 やっと、普通のラジオになったと喜んだ・・・・・・・・・・・

と思ったが。

FMやSWを選択して、またMWに戻ってくると、あれ?

なんだ??? さっきMWでスキャンして登録した局がほとんど選択できない。たった2局NHK第一放送と第二放送のみが残っているだけ。MWだけ選択状態の場合は問題ないが、いったん他のバンドを選択するとダメなんだ。メモリー上にしか登録していず、MPUのeeprom(エミュレータ)にちゃんと書いてないんだろうな。FMは問題ないようだが、Signal Strengthの非常に低い局まで登録しているので、ちゃんと聞こえる局まで何十回もUp,Downキーを押す必要がある。thresholdが低すぎるんだろう。

これで解決してるのか?またまた、チャイナ品質か!出荷する前にテストしていないのか。あるいはaitendoは知っててこれを販売しているのか。

こんな品質のソフトで中国はよく月探査船を送ったものだ。たぶんトラブル続きなんだろうな。まともに観測なんかできていないに違いない。

スキャンして登録したMWの曲をUp、Downキーで選択することは、前のVersion同様できないが、ロータリーエンコーダでの選択は9KHzステップでできるので、ほんのわずかだが進歩したが、その分が300円とは法外な価格だ。熱によって壊れてしまうというリスクを冒してまで取り替えた労苦も無駄だった。本来バグの修復だから無料で提供して当たり前と思えるが・・・中華思想か!

このMPU、MC96F6432Qの開発ツールが欲しいが、MCUのリンクを探したらKEIL社http://www.keil.com/のツールが使えるとか。ここにあった。http://www.abov.co.kr/kor2/product/info/view.php?dev=mc96f6432。C51のEvaluationのC開発環境でAitendoが公表していた(今はLinkが消えている)CODEをCompileしてみた。ProjectはLoadできたがBuildするとメモリー不足で中断されてしまう。MC96F6432のSampleCODEはCompileできるので、おそらくEvaluationではない製品版を購入する必要があるのかな?

LINK時このようなERRORが出る。”* RESTRICTED VERSION WITH 0800H BYTE CODE SIZE LIMIT; USED: 256DH BYTE (467%) *”

 

 

 

 

300円ラジオ

Aitendoのセールで売っていた300円の名刺ラジオ。モノラルなので、買わないと決めていたのに、全てがキットになっていたのでついつい買ってしまった。使っているIC BK1079 は90円で売っている。早速作ってみた。

300円ラジオ
300円ラジオ

説明書に表記のない部品や、パターンカットやパターンショートの必要はあったが、完成。さて電源を入れるとLEDは点灯するが少し暗い。イヤフォンを差し込むと、LEDが消えてしまう? と回路を見るとICとイヤフォンが直結している。これはだめだろう。とパターンをカットして330uのコンデンサーを入れる。今度は大丈夫だろうと思ったが。イアフォンからはノイズも聞こえない。なんだこれ!と早速ゴミ箱行きか。と思ったが思いなおして、真面目に修復してみよう。組み上げているとき不思議に思ったのが、電池の+電極から電源スイッチを通してVDDに抵抗が入っている。??電源に抵抗?とキットの説明書には記載がなかったが抵抗のPADがあり、キットの抵抗器は100Ωが一本余っていたので、それを入れるんだろうと入れたが・・・。やはりこれはおかしいので、そのPADにキットには入っていない 0Ωを入れて、電源を入れたら、イアフォンからザーッとノイズが。 SCAN+ボタンを何度か押すと、非常にクリアにFM放送が入った。モノラルのせいか音に広がりはないが、音質が非常にいい。低音域も非常にいい音だ。このICモノラルなのがもったいない。この音質でステレオだったら、抜群だが!(なら90円では売ってないかも)DSPラジオはいろいろ作ってみたが音質の良さはぴか一だ(モノラルだからかもしれない)。ただ、感度はあまりよくなく、クリアに聞こえるのはNHK-FM(82.5MHz)と東京FM(80MHz)のみだった。

BK1079と同じメーカと思えるBK1088 を今、格闘しているがなかなか難しいICだ。I2Cのシーケンスが通常のDSPラジオとは違うみたいでいまだに電源オンにできないでいる。BK1088もBK1079 と同じ回路を持っていれば高音質がステレオで得られそうだ。頑張って鳴らしてみよう。